2007年06月17日

Dan-Ah Kim

All My Vices Come To Hunt Me
All My Vices Come To Hunt Me

Lady Hitchcock
Lady Hitchcock

Le Sigh
Le Sigh

Ninja Gone Functionally Mad
Ninja Gone Functionally Mad

I Can't Stand The Rain
I Can't Stand The Rain

ニューヨークのイラストレーターの作品。どんなプロフィールのアーティストかよくわからないけど、よく日本の意匠を研究している。なおかつ独自のテイストのあるチャイルディッシュな作品が印象的。ヘンな勘違いがない素敵な絵だと思う。「Ninja Gone Functionally Mad」はヘンリー・ダーガーのあからさまな影響下に描かれているけど、陰惨というよりは不穏な雰囲気で興味深い。

Dan-Ah Kim
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2007年06月15日

Bollywood Vintage Posters


DILER DAKU (1945)
DILER DAKU (1945)

AWARA (1951)
AWARA (1951)

DEEDAR (1951)
DEEDAR (1951)

AAN (1952)
AAN (1952)

AAN (1952)
AAN (1952)

URAN KHATOLA (1956)
URAN KHATOLA (1956)

C.I.D. (1956)
C.I.D. (1956)

SHEROO (1957)
SHEROO (1957)

HOWRAH BRIDGE (1958)
HOWRAH BRIDGE (1958)

ZARA BACHKE (1959)
ZARA BACHKE (1959)
ボリウッドの1940〜50年代の映画ポスター。キッチュで楽しい。もちろんぼくはどの映画も観たことがないのです。シネラのアーカイヴにはないものだろうか。

BOLLYWOOD VINTAGE POSTERS - PRE 60's GALLERY
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2007年06月12日

Nickolas Muray

Arija Muray

Arija Muray

Arija Muray

Arija Muray

Nickolas Murayは1920〜40年代に活躍したハンガリー系アメリカ人の写真家。「ヴァニティ・フェア」誌のカメラマンとして活躍していたが、最も有名なのはフリーダ・カーロの肖像写真かもしれない。食品など宣材写真の分野を開拓した。

Nickolas Murayの作品のなかでも、子どもを被写体としたシリーズは大好き。最近、自身の娘Arijaのポートレートをいくつか発見したのでエントリーしておく。

Nickolas Muray @ Wikipedia(英文)

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Alejandra Kalnisky

Orlando 2
Orlando 2

Orlando 1
Orlando 1

The Story Of A SanTelmo Mannequin 3
The Story Of A SanTelmo Mannequin 3

The Story Of A SanTelmo Mannequin 2
The Story Of A SanTelmo Mannequin 2

The Story Of A SanTelmo Mannequin
The Story Of A SanTelmo Mannequin

Alejandra Kalniskyというアルゼンチンの女性写真家の作品。ファッション・フォトグラファーらしいけど詳細は不明。日本ではあまり知られていない作家。
いろんな作風の作品があるけど、上のようなゴシックな写真がぼくは好き。ファンタズムにどこかしら南米らしさを感じてしまうのはぼくだけ?

Alejandra Kalnisky @deviantart
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2007年03月07日

Jeff Bark

Untitled (Snap),2006
Untitled (Snap),2006

Untitled (Plug),2006
Untitled (Plug),2006

Untitled (Dusk),2006
Untitled (Dusk),2006

Untitled (Fawn),2006
Untitled (Fawn),2006

Untitled (Drag),2006
Untitled (Drag),2006

Jeff Barkというアメリカの画家の作品。
ほとんど無名なようだけど、古典的でどこか奇妙な画風が好み。ハイパーリアルタッチのバルテュスって感じか。
かなり残虐な(ogrish的な)モチーフの作品もある。このグロテスクが〈アメリカ〉なのかもしれない。
 
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2006年12月15日

THE WARHOL LOOK 1981

THE WARHOL LOOK 1981

THE WARHOL LOOK 1981

THE WARHOL LOOK 1981

THE WARHOL LOOK 1981

THE WARHOL LOOK 1981

拾いもののウォーホルの女装写真。
ウォーホルはゲイで女装趣味もあった。だけどこのひとはジェンダーのことなんか、一度も考えたことはなかったはずだ。女装をしたらジェンダーが揺らぐなんて安直だ。というよりも彼は、フェミニズムだの美術批評だの、そんなアートを修飾する諸学を、単に笑い飛ばしたかっただけなんだろう。

こういうなんだかよくわかんないパワーに満ちた「狂奔するアート」って、現在進行形である?
 
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2006年12月14日

н_и_н_а(whynot)@photosight

Alice In Wonderland
Alice In Wonderland

И вот вся жизнь...
И вот вся жизнь...

толиНебо толиДым
толиНебо толиДым

н е о п о з д а т ь !..
н е о п о з д а т ь !..

город
город

н_и_н_а(英語表記だったらN_I_N_a)という写真家の作品。ロシアの女性カメラマンらしいけれども、詳細は不明。多重露光や鏡を使用した作品が多い。タルコフスキーにマン・レイのオブジェ感覚を足したような、幻想的で超感覚主義的な作風がぼく好み。それにしても、すこしひんやり湿ったいかにもルシアンな幻想じゃないだろうか。

н_и_н_а(whynot)@photosight
 
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sobakasu's photos @ flickr

La Mort du Cygne 01
La Mort du Cygne 01

La Mort du Cygne 03
La Mort du Cygne 03

La Mort du Cygne 04
La Mort du Cygne 04

Ballet Junior 05
Ballet Junior 05

Ballet Junior 02
Ballet Junior 02

毎年5月あたりに、ローザンヌ国際バレエコンクールの様子がNHKで放映される。いつも楽しみにしている。バレエってのは、すぐれて20世紀の芸術だと思う。だが、過去の芸術ではない。

sobakasu's photos @ flickr
 
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2006年12月13日

billa @ flickr

ロンドンでは「ニューレイヴ」と呼ばれる新しいクラブムーヴメントが生まれているらしい。その中心的なクラブが「Anti-Social」。

flickrで見つけたbilla(たぶん雑誌のエディターかカメラマンだと思う)は、地球の裏側の夜の様子を切り取ってくれる。「Anti-Social」の雰囲気がリアルタイムに伝わってきて、楽しい。
友人やクラブで知り合った仲間たちのポートレートが中心なんだけど、初期HIROMIXをパンキッシュにした作風が良し。あまりに素晴らしいので画像を多めに紹介。

anti social (Dec 9, 2006)
anti social (Dec 9, 2006)

anti social (Nov 28, 2006)
anti social (Nov 28, 2006)

anti social smokers (Nov 28, 2006)
anti social smokers (Nov 28, 2006)

anti social (Nov 28, 2006)
anti social (Nov 28, 2006)

boooooom box (Nov 20, 2006)
boooooom box (Nov 20, 2006)

an anti social birthday (Nov 19, 2006)
an anti social birthday (Nov 19, 2006)

an anti social birthday (Nov 19, 2006)
an anti social birthday (Nov 19, 2006)

boom box (Nov 14, 2006)
boom box (Nov 14, 2006)

trailer trash (Nov 4, 2006)
trailer trash (Nov 4, 2006)

trailer trash (Nov 4, 2006)
trailer trash (Nov 4, 2006)

billa....'s photos
 
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2006年12月05日

Irena Wilkosz

zonder titel 01,1988年
zonder titel 01,1988年

zonder titel 04,1990年
zonder titel 04,1990年

zonder titel 05,1990年
zonder titel 05,1990年

zonder titel 14,1995年
zonder titel 14,1995年

zonder titel 28,2000年
zonder titel 28,2000年

Irena Wilkoszという画家の作品。オランダ在住の作家らしいけど、詳しい経歴はわからない。HPがオランダ語なので読めないです。まだ日本ではほとんど知られていない画家だと思う。
レメディオス・ヴァロとルネ・マグリットを足したような幻想的で不安な心象画・風景画を得意とする。「zonder titel 01」なんて、あからさまにニーチェの『ツァラトゥストラはかく語りき』の綱渡り師の場面ではないだろうか。
 
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2006年11月19日

Fra Angelico

Annunciazione(受胎告知),1450頃
Annunciazione(受胎告知),1450年頃

Presentation in the Temple ; left(サン・マルコ修道院祭壇画・左翼),1440-41
Presentation in the Temple ; left(サン・マルコ修道院祭壇画・左翼),1440-41年

Noli Me Tangere(我に触れるな),1440-41
Noli Me Tangere(我に触れるな),1440-41年

Deposizione nel sepolcro(キリストの埋葬),1440年頃
Deposizione nel sepolcro(キリストの埋葬),1440年頃

Cristo deriso(キリストの嘲笑),1441-1443年
Cristo deriso(キリストの嘲笑),1441-1443年

天使のごとき画僧、フラ・アンジェリコ。ぼくの大好きな画家。
なぜ「ここ」はこんなに静かなんだろうか。でも、といってその人物たちは、ただ修道院の壁に貼りついているわけではない。凍りついているわけでもなく、強いて言うなら、みな瞑想しているようにみえる。

冬の日、古本屋で安く買ったフラ・アンジェリコの画集を見るのもいいでしょう。
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2006年10月19日

Mark Rothko

Mark Rothko : Untitled,1949
Untitled,1949

Mark Rothko : Blue, yellow, green on red,1954
Blue, yellow, green on red,1954

Mark Rothko : Red, white on brown,1957
Red, white on brown,1957

Mark Rothko : Untitled,1957
Untitled,1957

Mark Rothko : Green on violette,1961
Green on violette,1961

マーク・ロスコ(1903 - 1970)の絵には崇高さがある。だけど、不思議と宗教的ではない。神のような遠くにある峻厳な崇高さではなく、ロマン主義者の発見した激情の崇高さでもなく、誰の心にも常に在る感情の崇高さがここにはある。

 嬉しい。
 楽しい。
 悲しい。
 痛い。
 さびしい。

ロスコの絵は感情の崇高さを呼びさます。ここに在る崇高さが、ぼくらの〈独立〉を担保するのではないか。
 
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2006年10月14日

いろいろな書体について。

漢字には五体といわれる書体がある。すなわち、篆書・隷書・草書・行書・楷書である。
アルファベットについてはどうか。実はローマ帝国の時代から書体はある。誰もが知っている「ゴシック」体は、もともと活版印刷のフォントデザイン名ではない。中世ヨーロッパ古文書の同定について、古書体に関する知識は不可欠である。が、あまり日本では知られていないようだ。これはもったいない。

というわけで、ちょいとまとめてみよう。

Georgicon Vergilius,IIth c.
"Georgicon" Vergilius,IIth c.

ウェルギリウス『農耕詩』の写本。カピターリス体といわれる書体で書かれている。
カピターリス体はローマ帝国の標準書体として、公文書等に使われた。もともとは碑文用書体から派生したものなので、モニュメンタルな印象がする。パピルスや獣皮紙に書かれた。

この画像を見てもわかるけれども、当時のテキストは単語と単語の間にスペースを空けていない。また句読点(コンマやピリオド)も使用されていない。
このような書き方はローマ帝国期碑文の慣習に起源している。カロリング朝まで多く見られ、12世紀になってもまだ散見される。

Historia Romana Titus Livius,IV-Vth c.
"Historia Romana" Titus Livius,IV-Vth c.

リウィウス『ローマ建国史』の写本。ウンキアーリス体で書かれている。
4世紀頃の北アフリカでキリスト教徒たちが用いた書体である。もともとは異教徒の著作と区別するために使われた。したがって、キリスト教著作や聖書に多く見られる。一見、アルファベットに見えない。

In Constantium Imperatorem Hylarius,before 510
"In Constantium Imperatorem" Hylarius,before 510

5世紀のローマ教皇ヒラルスによる教説の写本。半ウンキアーリス体で書かれている。
ウンキアーリス体からはさまざまな書体が生まれるが、とくにローマのキリスト教徒を中心にいくつかの書体が創造された。半ウンキアーリス体は4罫線の書物小文字体である。

Praedicationes VIII-IXth c.
"Praedicationes" VIII-IXth c.

その後ローマ帝国が崩壊し、ゲルマン諸族がヨーロッパ各地に割拠すると、それぞれの国でさまざまな書体が考案された。が、そのほとんどは、小国の運命とともに漸時消滅していった。
カロリング朝がヨーロッパを統一すると、公式書体が必要となった。カール大帝がトゥールのサン・マルタン修道院に命じ創造したのが、このカロリング小文字体である。カロリング小文字体が、その後のカロリング・ルネサンスを支えることになった。

Psalmus 79 VIIIth c.
"Psalmus 79" VIIIth c.

「詩篇79番」の8世紀の写本。島嶼書体(インスアーリス体)で書かれている。
ローマ帝国崩壊後、大きく2系統の書体に分かれた。すなわち、上述のカロリング小文字体。これはメロヴィング=フランク系統である。もうひとつは島嶼書体。こちらはアイルランド=アングロ・サクソン系統である。

島嶼書体は非常に装飾性が強い。これがアイスランドに伝わり、ケルト文書といわれる華麗なキリスト教写本となった。同時に大陸にも波及し、マインツ司教座などでもよく使われ、独自に発展していく。

Statuta synodalia Pragensia 1349
"Statuta synodalia Pragensia" 1349

フランク王国が分裂した後、その混乱からテキスト生産量が一時的に低下する。しかし11世紀にはその状況を脱し、12世紀には文書行政が浸透したために新たな書体が創造された。

当時は、建築様式がロマネスクからゴシックへ移行する時期。書体は丸みを失い、垂直性が強調され、垂直線が強調される。この書体は、それまで文字を独占していた文書局を中心とした国家行政や教会権力だけではなく、自治都市の参事や大商人たちにも使用されるようになり、いわゆるゴシック草書体も普及する。

また直線で構成されたゴシック体は、活版印刷にもっとも適した書体であったことも重要だ。

De claris oratoribus Cicero,1461
"De claris oratoribus" Cicero,1461

ルネサンス期になると、カロリング小文字体をもとに人文主義小文字体(フマスティカ)が生まれる。ペトラルカの創案によるこのデザインは、人文主義者たちの古代への憧憬をよくあらわしている。

ペトラルカがカロリング小文字体を古代書体と誤解したことから、このフマスティカが生まれたわけだけれども、見れば見るほど端正で美しい文字だ。
 
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2006年10月02日

Albert Robida

La Caricature(1880-92)
「La Caricature」表紙 (1880-92)

La Caricature(1880-92)
「La Caricature」表紙 (1880-92)

Drawing of an Serial House
Drawing of an Serial House,1883

「Le Rire」表紙 (1894-1912)
「Le Rire」表紙 (1894-1912)

Le Journal Telephonoscopique
Le Journal Telephonoscopique,1853

直前の『愛書家鑑』のエントリーでもちょっと書いたけれども、同書の挿絵を描いている19世紀末から20世紀初頭のフランスで活躍したアルベール・ロビダAlbert Robida(1848-1926)は楽しい画家だ。宮崎駿の『ハウルの動く城』のヴィジュアル・デザインに多大な影響を与えたということで名前を知っている人も多いと思う。

SF的でユーモラスな題材のイラストレーションがおもしろいけれども、実は風景画やカリカチュア、歴史画も多く遺している。今後研究が進む画家だろう。
ほとんどの作品が雑誌等の印刷物として知られているようで、原画がどこでどのような形で残されているか、日本にも購入した美術館があるかなどよくわからない。誰かご存知の方いませんか?
 
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2006年09月26日

Hipgnosis

アルバム・ジャケットの分野で革新的な活動を行ったヒプノシス(Hipgnosis)。1970年代の「グラフィッカーズ」みたいな感じ。
彼らはピンク・フロイドのアートワークを担当したことで有名なんだけれども、こうやって眺めてみると、そうそうたるバンドのジャケをデザインしたんだなあと改めて驚く。

クールだなあ。

『Quatermass』QUATERMASS,1970
『Quatermass』QUATERMASS,1970

『Phenomenon』UFO,1974
『Phenomenon』UFO,1974

『Wish You Are Here』PINK FLOYD,1975
『Wish You Are Here』PINK FLOYD,1975

『Deceptive Bends』10CC,1977
『Deceptive Bends』10CC,1977

『Never Say Die!』BLACK SABBATH
『Never Say Die!』BLACK SABBATH,1978

『Difficult To Cure』RAINBOW,1980
『Difficult To Cure』RAINBOW,1980
 
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2006年09月24日

Otto Dix

Self-portrait of Mars,1915
Self-portrait of Mars,1915

Shellhole with Flowers,1915
Shellhole with Flowers,1915

Meal Time in the Trenches,1923-1924
Meal Time in the Trenches,1923-1924

The Bombing of Lens,1924
The Bombing of Lens,1924

Stormtroopers during a Gas Attack,1924
Stormtroopers during a Gas Attack,1924

War Triptych(detail of middle panel),1929-1932
War Triptych(detail of middle panel),1929-1932

塹壕の中で生まれ死んだ画家、オットー・ディクス(1891 - 1969)。
バルラハやエミール・ノルデらと終生戦争を見つめ続け、〈退廃芸術家〉として粛々と20世紀のimago mundiを描き続けた。

Otto Dix Web
 
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2006年09月23日

F-B

Study after Velazquez's Portrait of Pope Innocent X ,1953
Study after Velazquez's Portrait of Pope Innocent X ,1953

Portrait of George Dyer Talking, 1966
Portrait of George Dyer Talking, 1966

Version Two of Lying Figure with Hypodermic Syringe, 1962-1968
Version Two of Lying Figure with Hypodermic Syringe, 1962-1968

Self-Portrait, 1971
Self-Portrait, 1971

Triptych, 1979 - Center Panel
Triptych, 1979 - Center Panel

というわけでフランシス・ベーコン。素晴らしい、素晴らしい、素晴らしい。
F-Bの絵はいつも、脳の奥が重く痺れてくるような感覚をもたらしてくれる。同時にぼくのなかの〈肉〉がざわめくような不思議な感覚も。
苦痛と快楽、喪と祝祭が、F-Bの絵の中でアマルガムと化す。

imago mundiというよりはrex mundiだな。

Francis Bacon Image Gallery
 
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2006年09月22日

Bogdan Jarocki

HuMaN + SeLfDeStRuCiOn
HuMaN + SeLfDeStRuCiOn

HuMaN + AdDiCtIoN
HuMaN + AdDiCtIoN

HuMaN + GrEeD
HuMaN + GrEeD

....someone has written a short letter with my hand....
....someone has written a short letter with my hand....

HuMaN + AdDiCtIoN
HuMaN + AdDiCtIoN

最近知った写真家、Bogdan Jarocki。
バイオグラフィー等詳細は不明だけれども、ジョエル=ピーター・ウィトキンとフランシス・ベーコンを足して2で割ったような質感で、かなりなぼく好み(我ながら安直な比喩であるが)。

F-B的な肉塊的生々しさとか祝祭性はなく、被写体はみなゴーストのように、あくまで「影」として印画紙に定着している。
ウチュウジンが送ってきた電送写真みたいだ。

Bogdan Jarocki@ALTphotos
 
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2006年09月13日

Bruno Schulz

Bruno Schulz『Scena masochistyczna』, 1926年
Bruno Schulz:Scena masochistyczna, 1926年

Bruno Schulz『Homme agenouille devant une jeune fille assise sur un divan, vers』、1933年
Bruno Schulz:Homme agenouille devant une jeune fille assise sur un divan, vers, 1933年

Bruno Schulz『The secular tale (I)』、年代不詳
Bruno Schulz:The secular tale (I)、年代不詳

Bruno Schulz『Exlibris Stanislawa Weingartena』、1919年
Bruno Schulz:Exlibris Stanislawa Weingartena, 1919年

Bruno Schulz『Autoportrait in front of an easel』、1920年?
Bruno Schulz:Autoportrait in front of an easel, 1920年?

ブルーノ・シュルツ(Bruno Schulz, 1892年 - 1942年)の作品を見たのは、10年位前のことだ。20世紀初頭から戦前にかけてのダダイストや前衛芸術家たちの素描を集めたマニアックな展覧会だった。
アルフレッド・ジャリやアンドレ・マッソンの素描、トリスタン・ツァラの詩画集にまじって、シュルツの蔵書票が展示されていた。蔵書票、たった1作品の展示だったけれども、その不思議な雰囲気をよく記憶している。

シュルツの作品は第二次大戦でその多くの作品が失われたが、残された素描の、この奇妙なエロティシズムはどうだろう。矮小化された男どもと神々しく踏みしだく女性。
シュルツは作家でもあったが、小説や散文詩にはこんなマゾヒスティックな作品を残していない。

Bruno Schulz website
 
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2006年09月10日

John Bauer

John Bauer(1882-1918)

John Bauer(1882-1918)

John Bauer(1882-1918)

John Bauer(1882-1918)はスウェーデンの童話画家。「ヨン・バウエル」って読みになると思う。日本ではあまり知られていない画家だ。ぼくの知る限り、日本で本格的な展覧会が開かれたこともないと思う。

いかにも北欧らしい暗い筆致で、トロールと人間の交感が詩情豊かに描かれている。タッチや色彩感覚、抽象的な背景の雰囲気などがウィーン分離派っぽくて、間接的にも関係があるんじゃないかとも思うけど、研究者じゃないから自信がない。(時代的には同時期だ。)
でもこの感覚はすごく好き。見飽きないなあ。夜中に見ていると吸い込まれそうだ。

ぼくが最初に彼の名前を知ったのは、ヒューゴ・アルヴェーン(これまた前世紀のスウェーデンで活躍したマニアックな作曲家)のバレエ組曲「山の王」の共作者としてだった。
残念なことにウェブでしか作品を見たことがない。手がけた絵本や童話も日本語訳がないようだ。とても気になっている画家のひとり。どこか原画を収蔵している美術館か図書館はないだろうかねえ。

John Bauers Museum
 
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